求人企業:「広告には時給1500円とありますが、試用期間が1カ月あり、その間は時給1250円です。」
応募者:「試用期間が終わると広告どおり1500円になるのですよね?」
求人企業:「まあ、がんばり次第ですね。」
【ポイント】
入社時に研修や見習い期間、試用期間などがあり、給与金額や雇用形態などの労働条件が異なる場合は、「研修期間3カ月間は給与○万円」など、その期間の長さと異なる条件の内容を記載するよう、求人企業にお願いしています。
また、協会会員の求人メディアは、募集対象となるすべての人に最低支払われる金額を記載するよう基準を定め、求人企業にその旨をお願いしています。
求人広告に記載されている給与額や勤務時間、休日の日数などが面接での説明と違っていたら、その広告を掲載した求人メディアまたは全求協相談室に連絡をください。連絡を受けた点が、事実に沿った求人広告内容となるように、求人メディアから広告主に確認を行い、場合によっては以後の掲載をお断りすることもあります。
また、「事務補助」「営業事務」などの仕事の内容が、自分の思っていた仕事と違うという場合でしたら、求人広告と面接での内容が違うというより、自分が抱いていたイメージと違う、ということですから、仕事の内容がどのようなものなのか、しっかり確認してください。そのうえで納得できるかどうか、入社するかどうか考えるようにしましょう。